チュコフスキー『フェドーラばあさんおおよわり』


フェドーラばあさんおおよわり (コルネイ・チュコフスキーの絵本)
フェドーラばあさんおおよわり (コルネイ・チュコフスキーの絵本)コルネイ・チュコフスキー ヴァレンチン・オリシヴァング

偕成社 2010-02-16
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 現在放送中のNHKラジオまいにちロシア語の応用編に登場した、コルネイ・チュコフスキーの作品が面白かったので、探してみたところ近所の図書館にも一冊発見。
 他も予約したので市内や市外から探してくれるそうな。最近の図書館は親切だなー。これで開館時間が長くなると文句無いのだが。


 不要な前置きはここまでにして、私の記念すべき(?)コルネイ・チュコフスキー1冊目は『フェドーラおばさんおおよわり』。



 フェドーラばあさん、おおよわり。
 それはある日突然、皿も桶もフォークも箒もが揃いも揃ってフェドーラばあさんの元から逃げ出したからだ。
 必死に追いかけるフェドーラばあさんだが、皿たちは逃げ続ける。どうして彼らが逃げ出したのかと言うと……。

 登場するサモワールは可愛いのだが、しかし日本人にはなかなかこの丸い物体が何なのか分からないんじゃないかなと要らない心配をしてしまった。
 ちなみに、翻訳では湯わかしとなっている。
 私も実物を見たことがないので、是非とも見てみたい。
 


 原作はФЕДОРИНО ГОРЕ収録作から。
 イラストはヴァレンチン・オリシヴァング、翻訳は田中潔。
 

 

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