試訳の裏側:ソログープ「小石の冒険」


 タイトル通りに、「ロシア語試訳1:ソログープ『小石の冒険』」の記事で行った翻訳の裏側のお話。


作品の出典:

<<Собрание сочинений в восьми томах  ТОМ 2. МЕЛКИЙ БЕС>>収録、<<Заклятие стен>>Сказочки項目内<<Путешественник-камень>>
 БИБЛИОТЕКА РУССКОЙ КЛАССИКИサイト内、Федор Кузьмич Сологубページより)





 辞書としては、
  Glosbe - 多言語オンライン辞書
  Wiktionary, the free dictionary
  『パスポート初級露和辞典』(白水社) にお世話になりました。


 文法書としては、
  ロシア語講座の部屋 (ロシアのHP / ДС о России内)
  『NHK新ロシア語入門』(日本放送出版協会)
  『名作に学ぶロシア語』(ナウカ出版) にお世話になりました。


 加えて、既に存在している以下の日本語訳・英語訳を参考にさせていただきました。
  'Adventures of a Cobble-Stone' Stephen Graham 
  ("THE SWEET-SCENTED NAME, AND OTHER FAIRY TALES, FABLES, AND STORIES"収録)
 「小石の冒險」 前田晁・訳(『ソログーブ童話集 影繪』収録)
 「小石の冒」  尾關岩二・訳(「童話研究 第貳巻第貳號」収録)




 以下、翻訳中の七転八倒ぶりを記載しております。基本的に無謀なのです。
 指摘等はいつだって歓迎しております。







注:色つき文字部分は、私(春色)の独り言。やや青みがある色つき部分は、2014年1月19日の追記部分。
太字は原文、もしくは最終的な日本語訳。


Путешественник-камень

 メモ
камень:石(男性名詞)
путешественник:旅行者

 まずはタイトル。直訳すると、「旅行者―石」。主格―主格。
 ……いきなりどうして良いのか分からないのですが。どこかで二つの主格の名詞がハイフン(でも確かハイフンって呼ばなかったような気もする)で結ばれている場合は、後ろの名詞が前の名詞を形容していると書いてあった記憶があるようなないような。
 それを信じるならば、「石の冒険」で良いのかな……。
 と一応は悩んでみたものの、日本語翻訳では実際に「小石の冒険」でほぼ統一されているので、このまま採用。
 答えがあるなら悩まなくてもよさそうなものだが、こうやって七転八倒することこそ勉強かと思いまして。


Была в городе мостовая. 

メモ
была:естьの過去形・女性形
город(←городе:前置格):都市、町
B+前置格:~の中で
мостовая:車道

 いきなり動詞から始まっているので面食らったが、この動詞が女性形なので主語は末尾の
мостоваяなんだろう。主格だし。
 つまりは、「町の中にとある道路がありました」か。童話チックにある町にとある道路がありましたとしておこうかな。
 過去形だから、今はないのか?


Колесом вышибло из неё малый камешек.

メモ
колесо(←колесом:造格):車輪
вышибить(←вышибло:過去形・中性単数形):叩き込む、打ち込む(完了体)
 →вышибать:不完了体
неё:онаの生格、対格(еёとの使い分けは?)
из+生格:~から(内から外へ)
малый:小さい
камешек:小石

 主語の車輪が何の車輪かサッパリだが、時代を考えて馬車なんだろうたぶん。
 ここでのнеёは前文のмостоваяを受けていると考えられるから、「車輪が小さな石を道路の外へ撥ね飛ばしました」
 前文とのバランスを見て、車輪が道路から小さな石を一つ撥ね飛ばしましたに微調整。


Он и думает, — что мне с другими лежать, там тесно, — побуду отдельно.

メモ
думать(←думает:現在形・三人称単数形):思う(不完了体)
 →подумать:完了体
мне:яの与格、前置格
другой(←другими:造格・複数形):他の、異なる
с+造格:~と共に
лежать:嘘をつく、横になる(不完了体)
 → лечь:完了体
тесно:近い、狭い
побуду:побытьの未来形・一人称単数形?
 быть:不完了体、побыть:完了体
отдельно:別々に、別れ別れに

 「と、小石は思っていました(不完了体なのは、今思っている最中とのニュアンスがある? онкамешекを受けているハズ)、――この狭いところに、他のと共に寝ていてどうなる(実際の主語は「私」)、――別れ別れにならなければ。」
 日本語としてみると、完全に意味不明なので整理すると「小石は思うのでした。『この狭い場所に他の仲間と一緒に転がっていてどうなるというのだ――独立しなければ』。」くらいの意味になるんじゃないかな、たぶん、きっと……。

 この作品のキモは、小石が(おそらくは意識せずに)自分に都合よく時系列を入れ替えていること、つまり「車輪に跳ね飛ばされたから自分が移動出来た」ではなく、「移動したいと思っていたら具合良く移動出来た」と思い込むところなので、時制は重要だと思われる。
 ここでдуматьдумаетと現在形なのにも意味があると思うものの、綺麗に日本語に出来ない。
 そこら辺りをなんとか斟酌して、すると、小石は思いました。『この狭い場所に他の仲間と一緒に転がっていてどうなるというのだ――独立しなければ』




Прибежал мальчишка, и схватил камень.

メモ
прибежать(←прибежал:過去形・男性単数形):駆けつける?(完了体)
 →прибегать:不完了体
мальчишка:少年
схватить(←схватил:過去形・男性単数形):掴む、捕らえる(完了体)
 →хватать:不完了体

 「少年が走って来ると、小石を掴みました」。あら簡単。
 バランスを見て、走ってきた少年が、小石を掴みましたに訂正。


Камень думает: вот захотел да и поехал, — стоит только захотеть.

メモ
вот:ここ
захотеть(←захотел:過去形・男性単数形):欲する、望む(完了体)
 →хотеть:不完了体
поехать(←поехал:過去形・男性単数形):(乗り物に乗って)出かける(完了体)
стоить(←стоит:現在形・三人称単数形):値段がする、値がする(不完了体)
только:ちょうど~したところ、~したばかり

 「小石は考えた:ここで望んだ、そしたら旅行した、――ただ望んだだけのコストで」。うん、日本語として大いにアレ。
 状況としては、小石は少年に掴まれて、持ち上げられているわけですね。それを小石は"захотеть"と考え、例によって自分が望んだからその事象が起こったと認識しているわけです。
 実際は、持ち上げられてから、それを自分が望んでいたことだと後から理由付けしているにも関わらず。

 一体これを、英語翻訳はどうこなしたのだろうと思ったので、調べてみた。以下引用。
Thought the stone to himself : " I wanted to travel and I travel. I only had to wish sufficiently strongly."('Adventures of a Cobble-Stone' Stephen Graham, "THE SWEET-SCENTED NAME" p.153)
 それで意図が伝わるのかなぁ、と疑問に思わないでもないが、それ以上に後半が意外な翻訳になっていてびっくりした。十分強く望んだから起こった、ってニュアンスが原文にあるのか? 私には感じられないんですけど!
 日本語翻訳も見てみよう。 同じく、以下引用。
小石は腹の中で考へた。「おいらが旅行したいと思ふと旅行するんだ。ただうんと望みさへすればいゝんだ。」「小石の冒險」 前田晁・訳、『ソログーブ童話集 影繪』 p.69

 ええー、日本語でも「十分強く望んだから起こった」とのニュアンスが含まれているなんて。
 ……いやでも、作品には複数のバージョンがあったりするものだし、この二つは私が今回苦闘しているのとは違うバージョンを元に訳してある可能性だってあるし。なんか凄まじく言い訳じみているけれど。
 もう一つ日本語訳を調べて、そちらも同じニュアンスを含んでいたら、必要十分ニュアンスに従うこととしよう。
石は獨に思ひした。「俺は旅をしたいと思へば旅もする。俺は何事でも希ひさへすればよいのだ。」「小石の冒險」 尾關岩二・訳、「童話研究 第貳巻第貳號」p.62

 おお、私の考えた訳に近いニュアンスだった。と言う訳で、このまま行こう。
  「小石は『望んだ通りに旅行が出来た。ただ思っただけなのに』と考えるのでした」とでも訳せば、意味が通るかな。
 でもやっぱり、意図は通じないよなぁ。これは前文含めて、「走ってきた少年が、落ちていた小石を取り上げました。小石は『旅行が叶った。ただ望んだだけで、何もしなかったのに』と思いました」とでもしようかな。でも流石にやりすぎな気がする。

  後ろの文章との兼ね合いを考えて、走ってきた少年が、落ちていた小石を取り上げました。小石は『旅行の希望が叶ったぞ。ただ行きたいと思っていただけで』と思いましたで良いかな、もう。


Мальчишка швырнул камень в дом.

メモ
швырнуть(←швырнул:過去形・男性単数形):投げる(完了体? 不完了体?)
в+対格:~の中へ

 少年は小石を家の中へと投げ込みました。


Камень думает себе — захотел и полетел, — очень просто, моя воля!

メモ
себе:自分自身
полететь(←полетел:過去形・男性単数形):飛ぶ(完了体)
 →лететь:不完了体
очень:とても、たいへん、非常に
просто:簡単に、あっさりと
воля:意思

 「小石は自分自身に思いました――望んだ、そして飛んだ――、とても簡単に、私の意志だけで!」
 "очень просто"で「めっちゃ簡単」との意味になりそうなので意訳して、小石はこう思いました。『望んだら飛んでいた。思っただけで、何もしなかったのに!』ということで一つ。強意が過ぎる気がしないでもないけど。


Попал камень в стекло, — стекло разбилось и закричало:— Ах ты, озорник этакий!

メモ
попасть(←попал:過去形・男性単数形):当たる、命中する(完了体)
 →попадать不完了体
стекло:ガラス
разбиться←разбилось:過去形・男性単数形):割れる、壊れる(完了体)
 →разбиваться:不完了体
закричать(←закричало:過去形・中性単数形):叫ぶ(完了体)
 кричать:不完了体
озорник:いたずらっこ?
этакий:そんな、こんな

 「小石はガラスの中に当たりました――壊されたガラスは叫びました――まぁ君は、なんて悪戯っ子なの!」
 ……ロシア語と日本語って遠いな。ええっと、とりあえずこのガラスは家の一部なのは明白だから、窓ガラスなんだろう。
 訳すなら小石は窓ガラスに当たりました。壊されたガラスは『君ってまぁ、なんて悪戯っ子なの!』と叫びましたかな。
 小石が望んだから飛べたと言うならば、その結果引き起こされた不都合もまた小石のせいになるのは当然なのに、この責任逃れは酷い話ですね。

 разбилось……、末尾に-сяが付いているってことは、なんだかややこしいことが起こりそうだなーと思ったものの、辞書に普通に載っていたので何も考えずにそのまま採用したが、しかし英語・日本語翻訳共にちょっと凝った訳になっていた。
Bang went the stone against the window-glass. The glass broke and in doing so
cried out:
 "Oh, you scoundrel! What are you doing ?"
('Adventures of a Cobble-Stone' Stephen Graham, "THE SWEET-SCENTED NAME" p.153)
 ポンと石は窓硝子に當りました。硝子は壊れました。そして壊れながら叫びました。「おい馬鹿野郎、何しに来たんだ。」「小石の冒險」 尾關岩二・訳、「童話研究 第貳巻第貳號」p.62
 壊れながら……何故、進行形のような訳になっているんだろう。形容分詞ってヤツなのか。
 でも今回は完了体だし、「壊れ終えたところの」となり、「壊れながら」にはならないような気がするんだけど、ああ、謎が解けない。
 

А камень говорить:
— Раньше было сторониться! Я не люблю, чтобы мне мешали, — у меня все чтоб было по-моему, вот я какой!

メモ
говорить:言う、話す(不完了体)
 →сказать:完了体)
Раньше:以前、かつて
сторониться:避ける(不完了体)
любить(←люблю:現在形・一人称単数形):好き、愛する(不完了体)
 →полюбить:完了体
чтобы:~するために、~するように、~であることが(必要だ)、~するのではないかとмне:яの与格
мешать(←мешали:過去形・複数形):妨げる、邪魔する(不完了体)
 →помешать:完了体
меня:яの生格
у+生格:~のところで
все:全て


 「なんでговоритьは不定形のままなんだ?」と思ったら、чтобыの従属文中の動詞は、主語が主文の主語と一致する場合は不定形、そうでない場合は過去形になるのだそうな。納得。
 でも何故にмешалиと複数形になっているんだろう? まぁいいや。
 「小石は言いました。『自分で避ければ良かったんだ! 僕は僕を妨げるものが好きではない。それに僕の考えでは、全て自分のしたいようにすれば良いんだ』」
 日本語として崩壊気味なので、ちょっと訂正して、小石は言いました。『自分で避ければ良かったんだ。僕のやることを邪魔するヤツなんて嫌いだよ。それぞれ自分の好きなことをするべきだってのが、僕のモットーだからね』


Упал камень на ковер, и думает: полетал, а теперь полежу, отдохну.

メモ
упасть(←Упал:過去形・一人称単数形):落ちる、転がる、崩れる(完了体)
 →падать:不完了体
ковёр (←ковёр:対格):カーペット、絨毯
на+対格:~の上に
теперь:現在
полежу←лежу+по?
лежать:嘘をつく、横になる(既出)
отдохнуть(←отдохну:未来形・一人称単数形?):くつろぐ、休む(完了体)


 полеталполететъの過去形単数男性形と思いきや、微妙に末尾が違うのはなんで?
 「小石は絨毯の上に落ちました。そして思いました。『飛んだから、今度は横になってくつろごう』」。
 ковёрは絨毯のはずなのに、どの翻訳もベッドになっているのもどうしてなんだ。


Взяли камень, да и выбросили на мостовую.

メモ
взять(←взяли:過去形・複数形):運ぶ、掴む(完了体)
 →брать(不完了体)
выбросить(←выбросили:過去形・複数形):捨てる?
 →
на+対格:~の上に

 「小石は掴まれ、道路へと捨てられました」。
 主語が失踪してるんですけど! しかも動詞が複数形って、どういうこと?
 家の中に投げ込まれた石を捨てる動作主なんて、どう考えても家の住人に決まっている。けれど石を捨てる主体は単体のハズ。
 この作品中に複数いるのなんて、ガラスくらいしか思いつかない。さっき割られて粉々複数になったことだし。
 ……そんな訳ないのは分かっている。ので、とりあえず主語が失踪していることには気が付かなかったことにしよう(逃避)。


Он и кричит другим камням:— Братцы, здорово, — был я в хоромах, да не полюбилось мне у господ, захотелось в простой народ.

メモ
кричать(←кричит:現在形・三人称単数形):叫ぶ、大声で言う(不完了体)
други(←другим:単数形or複数形・男性形・造格?):他の
камень(←камням:複数形・与格)
братец(←братецы:複数形・主格):兄弟 брат (brat) + -ец(口語)
хоромы(←хоромах:対格? 前置格?):邸宅?
полюбить(←полюбило過去形・中性単数形←полюбилось):恋に落ちる、好きになる、愛するようになる(完了体)
 любить:不完了体
господин(←господ:複数形・生格?):諸君、紳士淑女
захотеться(←захотелось:過去形・複数形):(自然に)したくなる、欲しくなる(完了体)
простой:簡素な、シンプルな
народ:人民、一般人

 またしても主語がないなんて! 動詞が単数の中性形になっているけれど、主語は何なのさ!?
 私(小石)が主語なら男性形になるから、これは主語じゃない。他に主語になれそうな中性形の名詞なんて……ないよ!
 前文も主語失踪してたし、もうヤダ。ナニコレ。

 とひとしきり嘆いた後にGoogleにそれっぽい単語を並べて尋ねたら、「第24回 なりそこなったチョムスキー(連載・エッセイ)」なる白水社のサイト内のページがヒットした。

 そしてそのページには、まさしく「なんで主語ないの?」との私の疑問への解答が載っていたのでありました。
 ありがとう、Google! ありがとう、朴澤アルケナウ範世さん!! 
 なんかこう英語の枠に囚われすぎているような気がしてきたよ。親戚関係にはあるけれど、別の言語なんだから英語の作法で主語に固執しなくても良いのだろう、たぶん。
 
 と、ひとしきり感動したところで、当該のロシア語に戻る。
 既に日本語翻訳で読んだことがある以上、着地点が「いやー、やっぱりみんなと同じように道に転がってるのが幸せだわー」的なところであるのは覚えているものの、ゴールは遠くおぼろげにしか見えない。
 なんとか頑張ってみると、こんな感じかな。「小石は他の石に向かって声を張り上げました。『やぁやぁ、兄弟たち。僕は豪邸に行ってきたよ。けれど紳士のところでは、僕は愛されなかったよ。普通の人たちの中でこそだね。普通の人にこそ、なりたいや』」。
 うん、微妙。 例によって、既にある翻訳に頼ってみよう。

「よう、きやうでえ、ご機嫌よう、おいらは今、堂々たる邸宅に寄って來たんだが、あの貴族といふ奴は全く蟲が好かねえなあ。おいらの心は平民にあこがれてゐるんで、歸つて來たよ。」「小石の冒險」 前田晁・訳、『ソログーブ童話集 影繪』 p.70
「兄弟よ、ご機嫌よう。俺はお屋敷を訪問したところだ。けれど俺は少しも貴族などになりたくないのだ。俺の心臓がやたらに普通の人民を慕ふので、俺は歸つて來たよ。「小石の冒險」 尾關岩二・訳、「童話研究 第貳巻第貳號」p.63

 ……問題の後半は一致しているけれど、私には理解出来ない。心臓って一体どこからポップアップしたのさ。
 まぁいいや、考えたけど分からないし。захотелосьに「自然と湧き上がる感情」の意味があるから、そのニュアンスを拾っているらしい。
 同じく既存の翻訳二つにある「帰って来た」との表現はбылから。この動詞にはかつてはそこに居たけれども、今は別のところにいる(この場合では、同じ石仲間のところ)とのニュアンスがあるから、こう訳されているそうな。
 私は小石は他の石に向かって声を張り上げました。やぁやぁ兄弟たち、ご機嫌よう。僕は豪邸に行って来たよ。けれど紳士連中には好かれやしなかったよ。君たちのような、ごく普通の人たちと一緒のが良いやねにこそ、なりたいよねと訳してお茶を濁すこととします。

 

 一応完走したよ、やたらと時間が掛かったよ! もうちょっと短い(いや、これも短いけれど)作品にすれば良かった。


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4 件のコメント:

  1. 緻密な試訳にご奮闘のご様子、興味深く拝見しました。私も辞書を繰りながら苦闘しているのでとても良く分かります。参考にさせてもらいます。

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    1. mirさん、こんにちは。
       参考になるかは分かりませんが、辞書繰り仲間がいて嬉しいです。
       コメントありがとうございました。

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  2. こんばんは、こんなふうに考えながら翻訳ってされていくんだーという実況中継を興味深く読みました。なんか大変そうですが楽しそうだなとも思ってしまいました。

    ここで紹介されている作品のように著作権のきれた面白い読み物を発見して、試訳してみたくなりました。七転八倒どころじゃないかもしれないですが、

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    1. 花南さん、こんにちは。
       楽しんでいただけたなら何よりです。
      >著作権のきれた面白い読み物を発見して、試訳してみたくなりました。
       おお、是非是非挑戦してみて頂きたいです。意外と何とかなりますよ(無責任)。

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